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2007年1月25日 (木)

心豊かに・・・

オススメ本 NO,0023 『HAPPY NEWS』
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HAPPY NEWS Book HAPPY NEWS

著者:社団法人日本新聞協会+HAPPY NEWS実行委員会
販売元:マガジンハウス
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『最近、悲惨なニュースが多いよね』という言葉、もうそろそろわたしたちの手で終わりにしませんか?
新聞のどこを見ても、ニュースを聞いても、喜びで溢れているような世界にしようと本気で考えてみませんか?

この本は実際の新聞記事をかき集めている本です。しかも題名そのまま、ハッピーなニュースばかり。思わずふきだしてしまうものやほーっと心が温まるもの、そしてほろりと一粒涙が流れるような話です。

世の中には、日常には、人の数だけドラマがあります。毎朝読む新聞がこんな記事で溢れるものだったら、毎日が変わるような気がします。そしてこれからのニュースを作るのはわたし達です。ニュースは行動から生まれます。幸せを生む行動をしていきませんか。

by ぢゅんた

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2007年1月19日 (金)

やっぱりやるべき

オススメ本 NO,0022 『ハチドリのひとしずく いま、私にできること
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ハチドリのひとしずく いま、私にできること Book ハチドリのひとしずく いま、私にできること

販売元:光文社
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いろんなメディアで紹介されていて、『読まなきゃなあ、読むべきなんだろうなあ』と半ば義務のように手をとり、パラパラと本屋でめくった瞬間、ワシヅカマレテしまったわたしの心はきっとハチドリよりも小さいでしょう。でもその小ささを恥じることなく、小さいながらに君のできることは?と問いかけてくれる優しさがこの本にはあります。

環境問題の本は声高で、どこか敷居が高く、また読むまではしてもその後、自分の生活に反映されるかといえば、心の振れ幅がほんのちょっと大きくなる程度の変化しかしていませんでした。この本を読んでハチドリのお話を知ったことも収穫でしたが、いろんな人が自分の立場や生活の中で“自然に、ごく自然に”世界のことを意識しながら生きている様子がその人の言葉で書かれていることに感銘を受けました。

人間は明日を壊す愚かさもあるが、明日を作る情熱も愛もあるんだということを、そして、“人間”を“自分”に置き換えたとき、たった一人の小さな自分にも変化を起こす可能性があるんだということを、もう一度教えてくれた本でした。

by ぢゅんた

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2007年1月 9日 (火)

子どもの心に戻ろうよ

オススメ本 NO,0021 『空のどうぶつえん』
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空のどうぶつえん Book 空のどうぶつえん

著者:田中 達也
販売元:講談社
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朝起きて空が真っ青、お日様テカテカだとパアーッと心が晴れやかになりますよね。それが寒い冬の一日だとことさらうれしさが込み上げます。空って大きなパワーがあるんですね。

お天気が悪かったり、部屋の中だけで生活しなければいけないときでも、空のパワーを感じたいときはこの本がおすすめです。きれいな青空が手元に広がるだけでなく、題名にもあるように、雲の形に注目していろんな想像力が湧きたてられる写真になっています。

雲を見て動物に見えたり、ケーキに見えたり・・・そんな遊びは誰でも子どもの頃経験がありますよね。もちろんお子さんと一緒に眺めるのもいいのですが、子供心を取り戻したい大人のみなさんにぜひ見ていただきたい本のひとつです。

自分の心を解き放ったり、なーんにも考えずに無邪気に時間を過ごしたりするのは、大人になればなるほど難しいかもしれません。大きく環境を変えなくても、寝る前のほんの10分ページを開くだけで、すーっとわだかまりが消える時間を持てます。空をゆっくり眺める時間がない大人のみなさんにあえてお勧めしたい一品です。

by ぢゅんた

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2007年1月 5日 (金)

“意外”がたのしい!

オススメ本 NO,0020 『プチ哲学』
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プチ哲学 Book プチ哲学

著者:佐藤 雅彦
販売元:中央公論新社
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いやー、まいった!もう、この本、理想です。『こんな本が書きたい!』と嫉妬の気持ちまで芽生えます。間違いなくオススメ本です。

物の見方なんてひとつではない!ってことを実に易しく、かわいらしく表現してくれています。さすがわたしが目をつけていた『ピタゴラスイッチ(NHK教育番組)』を手がけている作者だけあるなって感じです。

実はわたしが一番衝撃を受けたのは“あとがき”でした。こんな目線で街を歩けたら、人生楽しくてしょうがないだろうなと思います。

日本の算数の式は『3+5=○(答えはひとつ)』となっているけど、イギリスの場合は『○+○=8(答えがいっぱい)』となっているというCMがありましたよね。人生の答えの出し方はイギリス式のほうがおもしろいって思いませんか?そんなヒントがいっぱい盛り込まれているのがこの本です。

もしかしたら子どもの頃ってこんな発想をみんなしていたのかもしれません。大人になるにつけ、常識やルールや経験に影響され、想像力が小さくまとまってしまうのかも。うっすらと自分の限界が見えてしまったとき読むと、もう一度壁を打ち破ることができるかもしれません。

by ぢゅんた

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2007年1月 1日 (月)

思い出そう

オススメ本 No,0019 『続ほっとする禅語70』
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続 ほっとする禅語70 Book 続 ほっとする禅語70

著者:野田 大燈,杉谷 みどり,石飛 博光
販売元:二玄社
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人生って長い・・・毎日毎日、はっとする出来事や、感動する瞬間や、思い悩む事柄に出会い、この小さな頭の中は“想い”でパンクしそうです。
そんなときに思い出す言葉がこの本の中の言葉であったら、すーっと気持ちの整理ができるだろうと思います。中学校や高校の教科書が全部、禅語の本になったならどれだけ人生の役に立つだろうと思います。

禅語って難しい、修業をしている人に役立つ言葉という印象を持っていましたが、違いました。当たり前のことをちゃんと見直そう、そんなスタンスで語られています。それに考えたら人生は修行そのものです。わが身に照らし合わせて腑に落ちる言葉がいっぱいありました。

『騎牛求牛(うしにのってうしをもとむ)』
求めるものはあなたの手の中にあるでしょう、無いものねだりではなく、自分をみつめてみましょうという言葉

『漁夫生涯竹一竿(ぎょふのしょうがいたけいっかん)』
これさえあれば生きていける、それに気付きましょうという言葉

ページを開くたびにそのときの自分に必要な言葉がでてくるのが不思議です。そして2007年を迎えた今、今年の目標にしたい言葉が『快哉(かいさい)』です。心から楽しいという意味ですが、それはうわべの楽しさを求めることとはちょっと違います。修行の先にある達成感、苦難を乗り越えたあとの感謝の念、学びを活かせた至福の喜び、そんなときに感じるここちよさを言います。

その心境になれたら、何が起きても怖くない、むしろその先の自分を心待ちにできる心境になれるかもしれません。

さあ、みなさん、新しい年のはじまりです!はりきっていきましょう!

by ぢゅんた

※なぜ『続~』だけをご紹介するかといいますと、最初に手にしたものが続編だったからです(笑)。そのうち上巻の『ほっとする禅語70』も読みたいと思っています!

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