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2009年2月17日 (火)

宇宙の法則

オススメ本 No0044  『神さまが教えてくれた幸福論』

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神さまが教えてくれた幸福論 Book 神さまが教えてくれた幸福論

著者:神渡 良平,小林 正観
販売元:致知出版社
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「つながってるねぇ~」
って、流行語大賞にしませんか(笑)?
世の中で起きることは因果応報、まったくもって「そうなるようになっていた」からだということがこの本を読むとわかります。

いや、「わかる」っていうより、「そうだよね」と再確認するというほうが近いでしょうか。
「ありがとう」という言葉を発すると「ありがとう」という言葉が返ってくる。
至極当たり前のことが宇宙の法則なんですよね。

だけど、人間は辛いとき、苦しいときほど「ありがとう」が言えなくなる。
「どうしてこんなことに」「試練か」「罰か」と思いたくなる。
でもそんなことはないんですね。
全部、成長のための階段。
そこに気づくと人生がとてもらくに、とても楽しくなる気がします。

精神論を語る本はいっぱい読んできたけど、この本がいいところは語り手二人が“実践者”であること。
言葉のひとつひとつが経験で成り立っている気がします。
そして押し付けではなく、自分達がワクワクしながら話し合っているところ。

“神様は喜ばれるとうれしいんですよ”という言葉があります。
だから「神様、お願い!」っていうより「神様、ありがとう!」って言う人を応援したくなるって^^。
そんなことを聞くと、神様っておちゃめ~な気がして身近に感じませんか?

by ぢゅんた

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2009年2月 6日 (金)

生きるために

オススメ本 No、0043  『岳(がく)』

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岳 (1) (ビッグコミックス) Book 岳 (1) (ビッグコミックス)

著者:石塚 真一
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する


なぜ山なんかに登るんだ?
“山登り”はワタシにとって理解ができない行動でした。

体力的には街で日常使う体力と比にならないだろうし、冬山の登山やエベレスト登頂などは命に関わる行動だし。
とくにこのストーリーは山岳救助の物語なので、事故そしてときには死という現実ばかり描かれています。

なぜそんな危ないことに貴重な命の時間を使うのだろう?
と、読み終わるまでは思っていました。

でも違うんですね。
命を使いに行っているのではなく、生きるためにいくんですね、山に、皆。
人によっては生きていることを確認することかもしれないし、また自分の限界に挑むチャレンジかもしれない。
いずれにしても“死にに行く”人なんていないと思いました。

山に登るには全てが究極のような気がします。
目標を決めたり、コースを決めたりするのはもちろんのこと、持って行く荷物のgまで計って、自分の体力と必要なもののギリギリのラインを見極めて。
まさに“挑む”姿勢。
そして自分の力を過小評価も過大評価もせず、まっすぐ見つめる勇気が必要なのだと、主人公三歩の様子を見て感じました。

いまなにか壁にぶつかっていたり、可能性がみつからず八方塞になっていたりする人は一度読んでみてください。
“究極に立たされたときどうするか”を想像することができれば、いまの問題の糸口がみつかるかもしれません。

by ぢゅんた

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