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2009年3月23日 (月)

志高く生きる

オススメ本 No49  『愛の鬼才 西村久蔵の歩んだ道』

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 愛の鬼才 西村久蔵の歩んだ道 愛の鬼才 西村久蔵の歩んだ道
販売元:セブンアンドワイ
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友人に教えてもらって読んだ一冊です。

主人公、西村久蔵が周りの人々に与えた影響はとても大きい。
西村に会ったことがある人はだれもが一生忘れないような心触れ合う出逢いと言っています。
それと同じくらい、この本を読んだ人にも何か感じるところが大きいのではないかなと思います。

キリスト教徒、熱血教師、経営者、戦地経験者、そして男であり、父である西村。
読む人によってそのどの部分に惹かれるかは違うかもしれないけど、読んでいる間中「じゃあ、こんなとき自分はどう思う?」「自分だったらどうする?」と何度もわが身を振り返り自問自答することになると思う。

とことん人のために尽くす西村は決して体の丈夫な人ではなかったようです。
心臓に欠陥を持ち、肩で息をするようにしながら、最後まで人のために駆けずり回った人。
そしてこの人の人生を描こうとした三浦綾子さんは、このとき、病床でペンを握れないほどに弱っていて、夫に口述筆記で書いてもらう状態だったそうです。

人一人ができること、人一人が生きること。
もっと深くもっと熱く感じながら生きていきたいと思いました。



by ぢゅんた

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