思い出そう
オススメ本 No,0019 『続ほっとする禅語70』
***********************
![]() |
![]() |
続 ほっとする禅語70 著者:野田 大燈,杉谷 みどり,石飛 博光 |
そんなときに思い出す言葉がこの本の中の言葉であったら、すーっと気持ちの整理ができるだろうと思います。中学校や高校の教科書が全部、禅語の本になったならどれだけ人生の役に立つだろうと思います。
禅語って難しい、修業をしている人に役立つ言葉という印象を持っていましたが、違いました。当たり前のことをちゃんと見直そう、そんなスタンスで語られています。それに考えたら人生は修行そのものです。わが身に照らし合わせて腑に落ちる言葉がいっぱいありました。
『騎牛求牛(うしにのってうしをもとむ)』
求めるものはあなたの手の中にあるでしょう、無いものねだりではなく、自分をみつめてみましょうという言葉
『漁夫生涯竹一竿(ぎょふのしょうがいたけいっかん)』
これさえあれば生きていける、それに気付きましょうという言葉
ページを開くたびにそのときの自分に必要な言葉がでてくるのが不思議です。そして2007年を迎えた今、今年の目標にしたい言葉が『快哉(かいさい)』です。心から楽しいという意味ですが、それはうわべの楽しさを求めることとはちょっと違います。修行の先にある達成感、苦難を乗り越えたあとの感謝の念、学びを活かせた至福の喜び、そんなときに感じるここちよさを言います。
その心境になれたら、何が起きても怖くない、むしろその先の自分を心待ちにできる心境になれるかもしれません。
さあ、みなさん、新しい年のはじまりです!はりきっていきましょう!
by ぢゅんた
※なぜ『続~』だけをご紹介するかといいますと、最初に手にしたものが続編だったからです(笑)。そのうち上巻の『ほっとする禅語70』も読みたいと思っています!
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント